ほのか | 留学を夢見る大学生の日記

4か国に留学した大学生が、経験や現在や夢や日々のことを残していく日記

死ぬことを考えながら生きるという不器用な生き方は、なんにも間違ってなんかない。

間違っていません。

「絶対に死んだらだめなんだ、頑張らないと」と思っている人生と、「なんかあったら死んでもいいや」と思っている人生では、後者のほうがストレスフルではない気がします。そもそも、生まれてきたのは私達の意志ではないのに、みんなが楽しんで生きなきゃいけないなんておかしな話だと思いませんか? 楽しめるひとは楽しんだらいいですが、楽しめない一定数の人間はとにかくもがきながら生きていく、堕落的に生きる、自己欺瞞をしながら生きる、あるいは死ぬことを視野に入れつつ生きていく、といったいくらかの方法があります。

ただ、「いますぐ死のう」あるいは「死ななくちゃいけない」と思考が変わってきたら、危険です。死ぬことはいずれすることの選択肢に入れるとメンタルヘルスは安定しますが、「いま」である必要はないのです。貯金を使いつくして、やりたいことをやりつくして、あるいはやりたいことがなければやりたいことを見つけるまでは死なないとか、いくつか自分の目標地点に達したときの「ご褒美」として自死があるのは良い方法だと思いますし、実質的にそれは「ご褒美」ではなく、目の前ににんじんをぶらさげられて走る馬が遠くまで走れるように、よりよく生きるために「30になったら死のう」みたいにここまでは頑張ろうというゴールラインにする使い化は私は好きです。生き急ぐ必要がないように、死に急ぐ必要もないのです。