ほのか | 留学を夢見る大学生の日記

4か国に留学した大学生が、経験や現在や夢や日々のことを残していく日記

日本にいる障害者が海外移住したら、より快適な環境に住めるのか

障害があるといっても、身体障害なのか、内部障害なのか、精神疾患なのかによって違います。

私の意見としては、身体障害なら日本は割と行きやすいけれど、精神疾患には厳しい印象があります。精神障がい者の権利や声が届きにくい側面があるからです。

身体障害者あるいは内部障害者が生きるというときには、どうしても必要なものがあり、それは物理的なハンデを取り除けるということです。たとえば、目が見えないなら点字を覚え、盲導犬を飼う。耳が聞こえないなら、唇を読むのを覚え、手話を覚える。そういったときに、日本語と日本社会というのは大きくかかわってきます。そのため、ハード面では、日本が結局住みやすいことになると思います。

ただ、精神障がい者はとくに、社会制度が遅れていて偏見も多いので、欧米のほうが住みやすいと思います。ここでの欧米とは、北米と西欧です。

イタリアに住んでいるとわかりますが、イタリアはバザーリア法などで単科の精神病院を廃止しており、日本のような長期入院や社会的入院は制度上起こりえません。