ほのか | 留学を夢見る大学生の日記

4か国に留学した大学生が、経験や現在や夢や日々のことを残していく日記

【留学生必見】ヨーロッパの食事が美味しい場所、美味しくない場所

留学先を選ぶ際に、もっと料理を重視したほうが良い

私の知り合いはタイに留学したが、食事がとにかく合わなくて(からいものが苦手なひとだった)、栄養失調寸前になってガリガリに痩せて帰国してきた。

インドを旅行したひとも、衛生管理がまるでなっていない料理でお腹を壊して帰ってきた。もちろん10キロ以上痩せて。

留学を成功させるには、美味しい食事を食べられるところに行くしかない。

もちろん、学びたいことが学べるということが第一だが(タイに行った知り合いは、仏教について学びたいと言っていて、その目的は100000%果たせたと言っていた)、食事は過小評価されるべきものではない。最悪命にかかわる。

イタリア人と地中海

最初に地中海に囲まれたイタリアの話をしよう。

イタリアの海といえば、サルデーニャにあるような、とても透明で、とても綺麗な海を思い出す。

実際に、地中海に近ければ近いほど、食事は美味しい。

ヴェネツィアで食べた、いかの素揚げ。

そこに塩とレモンをちょっと絞るだけで、最高に美味しい夕食になった。

同じくヴェネツィアで食べたイカスミパスタ。

本場のものはやはり最高で、あれを超えるものはもうないと思うくらいだ。

地中海沿岸の国というと、イタリアのほかには、ギリシャ、スペイン、ポルトガルなどがあるが、どこも最高に食事が美味しい。

オリーブオイル、トマト、チーズ、パスタといった文化の国だ。塩を振るだけで大概のものは美味しい。

その頂点にあるのが、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナという、フィレンツェで食べられるステーキだ。これも味付けは塩胡椒のみ。最高に美味しいステーキだ。

北欧の国は野菜と果物が少ない

北欧の国には、新鮮な野菜や果物がない。

そのため、輸入品を高額で買うか、我慢するかしかない。

野菜や果物が好きなら、北欧はふさわしくない場所だと思う。

東欧はスープが有名

東欧の料理はイタリアと似ているものも違うものもあるが、スープが好きでないとしんどい。

私はスープが得意でないので、しんどい思いをすると思う。

なお、コーンスープはイタリアではほとんど手に入らない。サイゼリヤのコーンスープが最高に好きなのに(必ず頼む)。

Sushiは世界各国たいがいある

健康志向、日本への関心の高さ、たまに贅沢したいとき、違ったものが食べたいとき、そういったニーズが幸いにもヨーロッパにはあるので、Sushiを探すのは簡単になってきている。生魚がないと栄養失調を起こしそうなくらい生魚が好きな私にはかなり嬉しい話だ。

プラハのスーパーマーケットで売っているサーモンの寿司は1000円くらいと、現地の物価を考えれば決して安くはない。ただ、たまの贅沢にはこんなにふさわしいものはない。わざと醤油を大量につけると、遠く離れた日本はあなたの口の中にある。

イタリアの寿司は最高に美味しいが、日本人経営の店は高いだけでたいしたことないので、現地人経営の店(たいがい食べ放題で、中国の方が経営しているため酸辣湯なども置いてある)が最高に美味しい。私はsushi frittoという揚げた寿司が大好きだ。

スウェーデンの料理はおいしくないが、フィーカ文化は美しい

スウェーデンの料理はとにかく美味しくない。

イケアに行けば分かる。高いわりに不味いのだ。

しかもスウェーデン在住者曰く、イケアがましに思えるレベルで不味いらしい。

ただ、スウェーデンには友人などとカフェを楽しむフィーカという文化があり、その関係のものは美味しいらしい。

お菓子、コーヒー、お茶菓子といったものだ。

リトアニアは安くてレベルが高い学生に優しい国

リトアニアの料理は、安いわりに質が高く、美味しい。

学生に優しいし、バックパッカーにも優しい。

オランダ料理は反応が分かれる

イタリア人に聞くと、オランダだけは辞めておいたほうが良いという意見が多かった。

しかし、日本人に聞くと、オランダが良いという意見がある。

オランダの良いところは、移民が多いため、移民がやっているレストランで世界各国の料理が食べられるということだ。それは救いになるだろう。

ドイツ料理は塩辛いが、ビールに合う

私がドイツと聞いてまず頭に浮かぶのは、ウェイトレス(死語?)の女性がビールジョッキを12本、片手に6本ずつ、花のように持っていて、重そうなそぶりを見せずに持ち歩くという動画だ。

ドイツでビールを飲む女性


これだけのジョッキを持つのは、とても重い。

私はエビスビールが好きなので家にエビスビールのジョッキがあってそれで「ほろよい」などを飲んでいるのだが、1本でもとにかく重い。これを12本持つなんてとても想像がつかない。

ドイツでビールを運んでいる女性

話がそれたが、とにかくこの文化の国では、ビールは飲み物だ。

そのため、アルコールを飲むと喉が渇くように、塩辛いものが多い。

私は塩辛いとお酒をたくさん飲むし、そういったものは得意なのだが、健康には悪そうだ。

ドイツも移民が多く、デュッセルドルフには日本人も多い。そのため、世界各国の料理が食べられる。

ウクライナの寿司は美味しそう

キーウには確認できるだけで3軒の寿司レストランがある。

ウクライナの時給は1ユーロ以下なので、とても庶民には手が届かない額だろうが、それでも観光客や留学生である外部から来る私達にはいくらでも美味しいレストランがあるだろう。

ボルシチなどもウクライナ料理だ。

早く食べに行きたいのでいい加減に戦争が早く終わってくれ。

なお、ウクライナではウォッカがあるが、ウォッカのことをウクライナ語ではホリフカと呼ぶ。度数が強く、好みが分かれる。

ビールもあるので、苦労はしないと思う。

半分くらいは戦争のせいだと思うが、アルコール依存症の患者さんも多い。

大麻も簡単に手に入る(らしい)。